海外に行きたいけど、費用や子連れの長時間フライトが心配だった時にZIPAIRを知り、成田↔︎LAで利用しました。
結論ZIPAIRは 2歳以下の子ども用の席が欲しい人、航空券を安く購入したい人におすすめです!
本文では搭乗レポートを含めて詳しくご紹介していきます。
ZIPAIR概要
ZIPAIRはJALの完全子会社です。JALグループの安全基準で…(中略)…安全で快適な移動体験を提供しています。とwebに記載がありました。
成田から出ている便
ソウル、マニラ、バンコク、シンガポール、ホノルル、サンフランシスコ、サンノゼ、ロサンゼルス
サンフランシスコ便の就航(2023年4月7日)が一番新しく、今後も増えると嬉しいですね。
おすすめ理由
6歳以下は子供席が手頃な価格で利用できる
国際線では2歳未満の席料金はかかりませんが、体重制限※がありバシネット(座席前に設置できる赤ちゃん用のベッド)が使えない場合は、親の膝の上に座ることになります。長時間フライトでは10kgを超えた子どもを終始膝の上に乗せるのはなかなか厳しいです。なので、手頃な価格で子ども席を確保できるZIP AIRを利用しました。
※体重制限 JAL 10.5kg ANA10kg
また2歳以上はANAでは大人料金の75%の料金がかかりますが、子供用の席の料金設定が手頃になっているため(金額はフライトによる)子連れに優しいと感じました。
料金が安い ANA比較
私がZIPAIRを利用した同日のANA最安便と比較しました。2023年10月の成田↔︎LA間です。
ZIPAIR | ANA | |
---|---|---|
大人航空料金(2人分) | 182,762円 | 372,000円 |
子供航空料金(1人分) | 22,572円 | 18,600円 |
座席指定 | 6,268円 | 航空料金に含まれる |
機内食(大人2食子供1食) | 7,500円 | 航空料金に含まれる |
預け入れ荷物※ | 33,608円 | 航空料金に含まれる |
燃油特別付加運賃 | 航空料金に含まれる | 100,000円 |
税金・空港使用料・審査料など | 38,737円 | 40,650円 |
合計 | 291,447円 | 531,250円 |
※子供の年齢は1歳の場合
※預け入れ荷物は2023/10/29から30kg以下で料金が統一になりました。
ZIPAIRは座席指定や食事、預け入れ荷物が航空料金に含まれていないため、何を選択するかによって金額の増減はありますが、今回は約20万円ZIPAIRの方が安かったです。
ANAは子供におもちゃをくれたり、子供用のご飯が無料でもらえたり手厚いサービスがあって大好きなのですが、価格面でZIPAIRを選びました。
支払いにはPontaポイント、JALマイルが使えます。
注意事項
荷物 手荷物は7kgまで無料 預け入れは〜30kgの一律料金
1個目:40x25x55cm
2個目:35x25x45cm
を満たす合計2個までです。
重さは7kgまでが無料です。
預け入れ荷物
〜30kg/個までの一律料金。
料金は行き先によって異なります。
受託手荷物の料金が高い場合は
年会費5,000円で受託手荷物を30%割引で購入可能な
ZIPAIR Point Club Plusの入会がおすすめです。
30%割引が適用になるのはWebから受託手荷物料を購入した場合のみで、空港で購入した場合は適用されないためご注意ください。
座席指定も有料 ビジネスクラス相当の席は7歳以上が対象
スタンダード席で一番安い席はリクライニング制限席で(成田↔︎ホノルル便で500円)一番高い席は非常口座席または最前列座席です。(成田↔︎ホノルル便で500円)
6歳未満の子連れの場合、子供の隣に同伴者が座る必要があり、子供とその隣の同伴者1名の事前座席指定料金は無料です。
また、ZIP Full-Flattというビジネスクラス相当の席は7歳以上が対象となります。その為、7歳未満の子連れの場合はスタンダード席のみになるので注意です。
食事は事前予約がスムーズ
機内食・飲み物も有料です。
事前にweb予約すると、離陸後約1〜2時間に提供されます。到着の約2時間前の提供は250円の追加料金が発生。
もちろん、持ち込みも可能です。
成田発の機内食の金額は
最も安い食事メニューの牛丼、チキンライス1,300円〜
水500ml250円
成田発の便は1才半頃から食べられそうなお子様用のランチボックスもあります。
機内販売では、ビール・サワー500円、辛ラーメン500円、コーヒー400円で販売されていました。
実際に搭乗したレポート
ベビカーは機内持ち込みサイズなら持込可
BABYZEN YOYOのベビーカーは持ち込むことができました。搭乗時には折りたたむ必要があります。
席の広さ、設備は問題なし!チャイルドシートを使うと机が使えない点は注意
通路は狭い印象を受けましたが、席はフットレストの使用もでき快適に過ごすことができました。
子供用のチャイルドシートは外すことが可能でした。ただし、外す条件は大人が終始抱き抱える事でした。
チャイルドシートを使うと、座高が高くなって机が子供の足元ぐらいの位置になるため、机が使えません。その為、机が無くても遊べるおもちゃの持ち込みがおすすめです。
座席の液晶モニターがない代わりに机とは別で載せられる台があるので、そこにスマホやタブレットを置けました。
電源もあります。
Wi-Fiは繋がりにくいので期待しないのがベター
Wi-Fiは接続が遅いのと、トラブルで繋がらない時間帯もありました。なので事前に動画をダウンロードして行くのがおすすめです。
食事は普通の機内食クオリティ。味は濃いめなので子供は注意
機内食は普通に食べられるレベルのクオリティです。
大人でも味を濃いと感じるので、子供は子供用メニューを頼むか持ち込むのがおすすめです。
成田発で頼めるキッズミール
帰り便はキッズミールが無かったので持ち込みました。
機内食を事前に予約せずに機内で頼む場合、予約した人の次に提供されるので少し遅く出てくる事になります。
また機内販売には数に限りがあり、無くなる可能性があるので気をつけてください。
機内販売には9ヶ月用の離乳食や子供用のリンゴジュース100ml✖️パックもありました。
お湯は無料でもらえました。
まとめ
ZIPAIRの概要、搭乗レポートをご紹介しました。
結論ZIPAIRは 2歳以下の子ども用の席が欲しい人、航空券を安く購入したい人におすすめです!
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